種類 発売元 規格番号 発売日
CD ポニーキャニオン PCBP-11993 2010.12.15
  • ジャケット(表)

    だからここに来た!(表)
  • ジャケット(裏)

    だからここに来た(裏)
Disc
曲名 アーティスト名 分数 備考欄
1 だからここに来た! (オープニング) 岡林信康 & はっぴいえんど 音声のみ
2 ゲンシバクダンの歌 六文銭
3 斧をもて石を打つがごとく 斉藤哲夫
4 グッド・バイ はしだのりひことマーガレッツ
5 ごあいさつ 高田渡
6 銭がなけりゃ 高田渡
7 夜汽車のブルース 遠藤賢司
8 血まみれの鳩 五つの赤い風船
f9 これが僕らの道なのか 五つの赤い風船
10 遠い世界に 五つの赤い風船
11 今日をこえて 岡林信康
12 おまわりさんに捧げる唄 岡林信康
13 コペルニクス的転回のすすめ 岡林信康
14 かもめ 浅川マキ
15 夜があけたら 浅川マキ
16 白い砂 杉田二郎
17 私たちの望むものは 岡林信康
18 教訓 (挿入曲) 加川良 音声のみ
19 それで自由になったのかい (エンディング) 岡林信康 & はっぴいえんど 音声のみ

 

【DISC 1】本編(75分)
【DISC 2】特典ディスク(20分)

●風都市物語~はっぴいえんどが歩いたTokyo~
野上眞宏氏の未公開含む秘蔵写真収録。
"日本語のロック誕生!!"を高らかに謳ったはっぴいえんどのファーストアルバム『はっぴいえんど』。
1970年8月に発売された『はっぴいえんど』のジャケットに映っており、同作が「ゆでめん」と呼ばれる所以となった風間商店や、
「暗闇坂」など曲中に出てくる場所の当時と今の風景から始まる、はっぴいえんど巡礼。

●岡林信康×泉谷しげるスペシャル対談(2009年収録)



【スタッフ】

監督:中本達男・野村光由
制作:秦政明
オープニング:「だからここに来た!」 岡林信康
エンディング:「それで自由になったのかい」岡林信康
挿入曲:「教訓」加川良
レポーター:吉田日出子



2010年末現在URCの販売権を持つポニーキャニオンから発売されたDVD。

映画自体は1970年に製作され、当時自主上映に近い形で日本各地で上映されたようであるが、その後は商品化されることもなく幻の作品となっていた。
ところが1992年の11月にWOWOWの特番で放送され、(マニアの間ではあるが)ようやく一般にも知られるようになった。(一時期ネットオークションなどで出回っていたのは この放送が元になっていると思われる。)
その後は1994年12月8日にリットー・ミュージックから発売された「日本ロック映像全集」(全3巻)の2巻に「岡林信康&はっぴいえんど」の「私たちの望むものは」 、3巻に「遠藤賢司」の「夜汽車のブルース」が収録されたが、映画自体は単独で商品化されることはなかった。
そういった経緯で開催から40年後にようやく商品化された映画ではあるが、残念ながら完全版ではなく「チェコスロヴァキア スルク大舞踏合唱団」と「村岡実とニュー ・デイメイション・グループ 」(デイヴ・ブルーベック」の「テイク・ファイブ」を演奏している。)が権利関係のせいかカットされてしまっている。
オリジナル版の尺は90分でDVD版は75分なのでもしかすると「吉田日出子」によるインタビューパートなどがカットされているかもしれない。
現在WOWOW放映版のビデオが都合により見ることが出来ないが、近いうちに2つのヴァージョンをきちんと比較してみようと思う。
画質に関してはフィルムの退色がかなり進んでしまっており(20年前の時点でもすでに同じような感じであったが・・・)、決して良いとは言えないがこれは仕方がないところ であろう。
あと蛇足ではあるが、DVD版のおまけであるDISC-2は悪くはないが、やはり余計だったと思う。出来れば会場の現在とか関係者のインタビューなどを収録してほしかった。